創甲斐建築設計社

低炭素建築物「ていたんそけんちくぶつ」

000230756.jpg 多くの二酸化炭素が排出される地域である「都市」における低炭素化を促進する為に「都市の低炭素化の促進に関する法律(エコまち法)」が制定され、それに基づき低炭素建築物認定制度が創設されました。

※「都市」・・・都市計画法で定める市街化区域のことを指しています。山梨県内に12の区域が有ります。

低炭素建築物として認定されるためには、建物外周部(屋根・外壁など)を断熱性能の省エネルギー基準に適合することや節水・エネルギーマネジメント(HEMS)・木材の使用などの低炭素化対策を採用していることが要件となります。

 認定をうけた住宅については、ローン減税や固定資産税の減額などの税制優遇や住宅ローン金利引き下げ優遇などが受けられ、さらには建築費の補助金(地域ブランド事業)をもらうことができる可能性もあります。また、都市部以外でも従来の長期優良住宅の認定をうけることで同様の優遇を受けられます。(小淵沢の家は長期優良住宅です。) 

 

 われわれ設計に関わっている者として、地球温暖化やクライアントの家計負担増加対策の一助となることができると幸いです。